1. はじめに:その「カビ臭」、放置していませんか?
エアコンからカビ臭やイヤなニオイがしたり、吹き出し口の中に黒い汚れが見えたら、それは内部でカビやホコリが繁殖しているサインです。
放っておくと、空気中にカビ胞子を撒き散らし、健康にも悪影響を及ぼします。
ただし、掃除の範囲には「自分でできる部分」と「業者に任せるべき部分」があります。
そして最近では、「エアコンの吹き出し口をティッシュで拭こうとして詰まらせる」事故が増えています。
今回は、そんな失敗を防ぎながら、エアコンクリーニングの正しい考え方をお伝えします。
2. エアコンクリーニングの基本|家庭でできる範囲はここまで!
● 自分でできる範囲
- フィルター掃除
2〜3週間に一度を目安に、フィルターを取り外して流水でやさしく洗い、しっかり乾燥させて戻します。
濡れたまま装着すると、かえってカビの原因になります。簡易的に掃除機で吸うだけでもOK - 吹き出し口の拭き掃除(電源OFF時)
大前提として、かならずコンセントを抜いてから作業すること。
やわらかいマイクロファイバークロスで軽く乾拭きする程度ならOK。 - 室外機まわりの掃除
落ち葉がつまっていたりすると故障の原因にもなるので、ごみや落ち葉を取り除くだけでOKです。
● 自分ではやらないほうがいい範囲
- アルミフィン(熱交換器)や送風ファン内部の洗浄
- 市販スプレーを使った内部洗浄
これらは内部にカビや洗剤を押し込むだけで逆効果になり、電装部への水侵入や発火のリスクもあります。
3. 本格洗浄はプロの仕事|エアコンクリーニング業者に任せる理由
エアコン内部のカビ・油汚れ・ヤニは、見えないところにびっしりと付着しています。
家庭用スプレーでは届かない箇所が多く、逆に水漏れや悪臭再発の原因になることも。
● 業者に依頼するメリット
- 専用機材と高圧洗浄でファン・ドレンパンの奥まで徹底洗浄。
- 分解レベルに応じて対応可能(簡易分解/完全分解)。
- 電装部養生とすすぎで安全・確実に作業。
● エアコンクリーニング業者選びのポイント
- 分解範囲を明確にしてくれる(お掃除機能付き対応か確認)
- 洗剤や作業内容を丁寧に説明してくれる
- 作業後の保証や保険に加入している
- 口コミ・実績・写真公開がある
- 価格が明確(追加費用がわかりやすい)
特に「完全分解洗浄」まで対応できる経験豊富な業者は、カビ臭トラブルを根本から改善してくれます。
4. 最近多発している「ティッシュ詰まり事故」に注意!
ここ数年、エアコンの吹き出し口をティッシュやウェットティッシュで掃除しようとして詰まらせる事故が増えています。
● なぜ危険なのか?
- ファンが動いている状態で掃除すると、ティッシュが吸い込まれて内部に巻き込み。
- ファンの羽根やモーターに絡まり破損。
- ティッシュがドレンパンに詰まって排水ができず水漏れ。
- そのまま放置すると故障の原因に。
● 安全な掃除方法
- 必ず電源を切る/コンセントを抜く。
- 吹き出し口は乾いたマイクロファイバークロスで手前だけ軽く拭く。
- ルーバーの奥やファンまで手を入れない。
- どうしても内部が気になる場合は、業者に内部洗浄を依頼。
● 詰まらせてしまった場合の対処
- 無理に引っ張らない・棒などで突かない。
- 早めに業者へ連絡、その際にティッシュを詰まらせたことを相談。
5. 安全に続けられる家庭での定期メンテナンス
- フィルター掃除(月2回目安)
- 吹き出し口の簡易清掃(月1回)
- 室外機まわりの清掃
- シーズン前後の試運転確認
- 内部の乾燥もカビの防止になるので、定期的に送風や暖房で内部を乾かすのがおススメ。内部クリーン機能(内部乾燥機能)を活用。
エアコンは“使う前”より“使い終わったあと”のメンテが重要です。
シーズンオフに汚れを残さないことが、次の夏のカビ臭対策になります。
6. まとめ
- カビやニオイを感じたら早めの洗浄を。
- フィルター掃除や手前の拭き掃除は自分でOK、内部洗浄は業者に依頼。
- 「ティッシュ掃除」は厳禁! ファンや排水口の詰まり・水漏れの原因に。
- 良い業者を選ぶことで、トラブルを防ぎ、エアコン寿命を延ばせます。
正しい知識で無理せず安全に。
“自分でやるところ”と“プロに任せるところ”を見極めて、快適で清潔な空気を保ちましょう。
私の知り合いで、埼玉県草加市でエアコンクリーニングをされている方がおられますのでお勧めです。
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